具体例
設 定
あなたは町民Aです。自宅で被災しました。自分や家族は無事で家屋などの被害はありませんでした。
@状況付与 町内の住民が、「家が燃えている」と助けを求めて来ました。
↓
A判 断 ●自分で消す
↓ ●消防署に連絡する
↓ *この他にも様々な判断が考えられます。
↓
↓ ○自分で消すと判断した場合
↓ ・どのように消火しますか
↓ ・消火のための資機材は、どのように用意しますか。
↓ ・一人で消火出来ますか
↓
↓ ○消防署に連絡すると判断した場合
↓ ・どのような手段で連絡しますか
↓ ・連絡がつかなければどうしますか。
↓ ・連絡がついてもすぐに来なければどうしますか
↓
以上のように付与された状況に対して、どのように対応するかを、各グループで検討しました。
↓
B報 告 検討結果を報告します。
※判断に対する正解はありません。
この訓練により、
・自治体職員と住民が地域における問題点を認識する事が出来ます。
・自分の考えとは違った考えや価値観を見つける事が出来ます。
・判断するに当たり、どのような情報が必要かを知ることがせきます。
・災害時においてどのような対応が出来るか、どのような備えが必要かを考えることが出来ます。
この具体例に対する訓練当日にでた答えの一例
・消防署に連絡する
・消防自動車が来るまで消火活動をする。
・消火器を持ち寄る(日頃から町内に消火器を設置・点検をする)
・川や井戸水を使う(日頃から井戸の有る場所及び家庭の確認をする)
・バケツリレーをする(消火の為の機材・資材を用意点検をする)
平成22年度より、旭町自治会自主防災部を、自主防災ねっとあさひに改名しまして新たなる気持ちで災害、地震等に備え訓練と組織の強化をします。
旭町自治会の防災訓練(図上訓練)が下記の日程で行われました。
今回の訓練は、実務訓練と異なり大地震が泉大津地域で発生した場合を想定し、町民としてどのように対応すべきかと考える図上訓練です。
(1) 訓練実施のの体制
訓練は、コントローラーとプレーヤーによって進められる。
コントローラー = 市、消防本部、防防災役員
市関係職員、住民、消防、警察等の役割として、プレーヤーに状況を付与する。また、プレーヤーからの問い合わせへの対応行う。
プレーヤー = 自主防災ねつとあさひメンバー
付与された状況に対して自ら判断、処理するとともに、必要に応じて関係機関に連絡し判断、指示を受けてその処理状況等をコントローラーへ連絡する。
日時、及び訓練会場
日 時: 平成22年9月5日(日)午前10時〜(2時間程度)
会 場: 旭町自治会館
参加者
対 象 旭町自治会員(自主防災ねっとあさひ)メンバー32名
訓練実施方法 図上訓練(ロールプレイング方式)
訓練想定
9月11日(土)午前9時30分頃、上町断層帯地震が発生。泉大津市内にて、震度6弱が観測された。 訓練想定時刻は、発生直後からの24時間以内を想定。